Video Formats & Settings

動画メタデータとは|タグ・コーデック情報の確認と編集方法

2026-04-03

動画ファイルには映像・音声データだけでなく、様々なメタデータ(ファイル情報)が含まれています。コーデックやビットレートの確認から、タイトル・アーティストなどのタグ情報の編集まで、メタデータの扱い方を解説します。

動画メタデータとは

動画ファイルのメタデータは大きく2種類に分けられます:1)テクニカルメタデータ:コンテナフォーマット(MP4・MOV等)・映像コーデック(H.264・H.265等)・映像ビットレート・解像度・フレームレート・音声コーデック(AAC・MP3等)・音声ビットレート・サンプルレート・チャンネル数(ステレオ・モノラル)・ファイルサイズ・再生時間など。

2)タグメタデータ(ユーザー定義):タイトル・アーティスト・アルバム・作成日時・コメント・著作権情報・ジャンルなど。MP4のタグはISO 14496-12規格(MP4コンテナ仕様)で定義され、各プレーヤー・編集ソフトで読み取られます。

ffprobeでメタデータを確認する

ffprobe(ffmpegに付属するツール)でコマンドラインから詳細なメタデータを確認できます:基本情報の確認:`ffprobe input.mp4`(コンテナ・映像・音声ストリームの基本情報を表示)。JSON形式で詳細情報取得:`ffprobe -v quiet -print_format json -show_format -show_streams input.mp4`(全メタデータをJSON形式で出力)。

音声ストリームのみ確認:`ffprobe -v quiet -print_format json -show_streams -select_streams a input.mp4`。出力される情報の例:codec_name(コーデック:aac・mp3等)、sample_rate(44100・48000等)、channels(2=ステレオ)、bit_rate(ビットレート)。VideoAudioTuneで処理後のファイルをffprobeで確認することで、処理が正しく適用されたか検証できます。

MediaInfoでメタデータを確認する

MediaInfoはGUIアプリケーションで、動画ファイルのメタデータを視覚的に確認できます。Windows・macOS・Linuxに対応した無料ツールです。MediaInfoで確認できる情報:コンテナ情報(フォーマット・ファイルサイズ・再生時間)。ビデオトラック(コーデック・ビットレート・解像度・フレームレート・色空間)。オーディオトラック(コーデック・ビットレート・サンプルレート・チャンネル数・ビット深度)。

MediaInfoの使い方:アプリを起動→メニューの「ファイルを開く」またはウィンドウに動画ファイルをドラッグ&ドロップ→情報が表示される。「ツリービュー」「テキストビュー」「HTMLビュー」など複数の表示形式から選択できます。VideoAudioTuneで処理したファイルのMediaInfo確認ポイント:Audioトラックのcodecが「AAC」・Sample rateが「48000Hz」・Channelsが「2 channels」になっているか確認。

ffmpegでタグメタデータを編集する

ffmpegを使って動画ファイルのタグメタデータを追加・編集できます:タイトルとアーティストを追加:`ffmpeg -i input.mp4 -c copy -metadata title="動画タイトル" -metadata artist="制作者名" output.mp4`(-c copy:映像・音声を再エンコードせずコピー。-metadata:タグを設定)。既存のメタデータを削除:`ffmpeg -i input.mp4 -c copy -map_metadata -1 output.mp4`(-map_metadata -1:すべてのメタデータを削除)。

著作権情報の追加:`ffmpeg -i input.mp4 -c copy -metadata copyright="© 2026 制作者名. All Rights Reserved." output.mp4`。タグメタデータの確認:`ffprobe -v quiet -print_format json -show_format input.mp4`(-show_formatでタグ情報を表示)。

メタデータとSEO・配信

YouTubeへの動画投稿では、動画ファイル内のタグメタデータはYouTubeのSEOには直接影響しません(YouTubeは入力フォームのタイトル・説明文・タグを使用)。ただし、ファイルの作成日時・解像度・フォーマット情報などのテクニカルメタデータは品質確認に重要です。

動画ファイルのメタデータはプライバシーの観点でも重要です。スマートフォンで撮影した動画にはGPS座標(撮影場所)・デバイス情報・アカウント情報などが含まれる場合があります。SNS投稿前にffmpegの`-map_metadata -1`でメタデータをクリアすることで、意図しない個人情報の流出を防げます。VideoAudioTuneはブラウザ内でファイルを処理するため、ファイルがサーバーに送信されることなくプライバシーが保護されています。

まとめ

動画メタデータはテクニカル情報(コーデック・ビットレート等)とタグ情報(タイトル・著作権等)の2種類があります。ffprobe・MediaInfoで内容を確認し、ffmpegでタグの追加・削除が可能です。VideoAudioTuneで処理後のファイルのテクニカルメタデータをMediaInfo等で確認することで、処理が適切に行われたか検証できます。